Michael Tanner – Drawing Down The Sun

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英国の民俗伝承やヴィクトリア朝時代の音楽機械などを題材に、古えの時や風光を呼び起こすドリーミーなフォーク・アンビエンスでリスナーを魅了するサセックスの音楽家マイケル・ターナーの新作がBandcampを通じてリリースされた。マイケル・ターナーはPlinth名義のソロ作品をはじめ、The A. Lords、The Cloisters、Thalassingの活動のほか、英国フォークの伝説的シンガーソングライター、マーク・フライの活動再開に献身的なサポートを捧げたキーマンとしても知られている。昨年9月にイーストサセックスで録音された今作では、トラクターの作業音が響く窓外の秋の風景に、北欧の伝統楽器カンテレの古雅な余韻、静寂とメランコリー、黄昏の中に佇む田園的詩性が時針の刻みとともに移いゆく、密やかなサウンドスケープをモノトーンで描いている。

また、この「Drawing Down The Sun」はスペイン・マドリードの外れにあるキャット・シェルター「APAO」(病気を患った猫の保護施設)のためのベネフィットであり、収益はフードや薬など運営費に充てられるという。

Michael Tanner – Drawing Down The Sun
https://iamplinth.bandcamp.com/album/drawing-down-the-sun

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